| 2月3日トルコ西部の地震 |
2002年2月9日放送
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(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。
4日(月)午前6時02分頃 紀伊水道でマグニチュード4.8の地震があり、和歌山県の川辺町と田辺市、日置川町(ひきがわちょう)で震度3のゆれを観測しました。この地震は、紀伊水道の下に沈み込んでいるフィリピン海プレートで起きました。
6日(水)午前2時39分頃 和歌山県南部でマグニチュード3.1の地震があり、田辺市で震度2、上富田町(かみとんだちょう)で震度1でした。この地震は田辺市の真下(ました)10kmのところで起きました。
(妹尾):4日の地震と同じようなところが揺れたみたいですけど、フィリピン海プレートの地震じゃないんですね。
(魚住):ええ、プレートの地震じゃありません。田辺市の近くだと、フィリピン海プレートは40kmの深さに沈んでいるんですが、6日の地震はそれよりずっと浅い所(深さ10km)で起きました。
(妹尾):なるほど。
全国では14回、体に感じる地震がありました。
(妹尾):さて、魚住さん、トルコでまた地震がありましたね。
(魚住):ええ、現地時間で3日の朝9時11分にマグニチュード6.0の地震がありまして、4日までの調べですと43人が亡くなっています。
(妹尾):99年の8月にもトルコで大地震があって1万7千人以上が亡くなりましたが、今回起きた場所は、また別の所なんですか。
(魚住):99年の地震はアナトリア断層というプレートとプレートの境目の断層で起きたマグニチュード7.4の大地震でしたが、今回の地震は前回の地震より200kmほど南のプレートの中で起きました。
(妹尾):写真で見たんですが、家がペシャンコに潰れていましたけど・・・、
マグニチュード6.0にしては犠牲者の数が多いんじゃないですか?
(魚住):震源が浅かったり、人口の多いところで地震が起きると被害は大きくなりますから、マグニチュードの大小と被害の大きさが比例するとはいえません。
(妹尾):なるほど。地震の起きる時間帯によっても被害は違ってきますしね。ところで、99年のトルコの地震の時は、耐震性の低い建物が大きな被害を受けたって言われていましたよね。
(魚住):ええ、今回も、被害の映像を見た専門家は「鉄筋の少ないビルや、古いレンガ作りの家が大きな被害を受けている」と指摘しています。
(妹尾):最近、日本では耐震設計が一般的にもよく言われていますが、身を守るためには、少々コストが高くても、専門家の意見を取り入れた耐震構造にするとか、今住んでいる家の補強をする事が必要ですね。
(魚住):そうですね。以上、週間地震概況でした。
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