| 津波が襲ってくるスピード
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2000年9月30日放送
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(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。
今週、近畿周辺では体に感じる地震はありませんでした。
全国では23回、体に感じる地震が起きています。(伊豆諸島:6回)
(魚住):
今日は津波が襲ってくるスピードについてお話しします。
(妹尾):
おっ。津波から逃げるときに役にたちそうですね。
(魚住):
はい。
地震は、震源から遠く離れると、ゆれはだんだん小さくなりますよね。
ところが津波の場合は、逆に、震源では小さいんですが、岸に近づいてくると大きくなるんです。
(妹尾):
だから津波は恐ろしいんですね。
(魚住):
でもね、岸に近づくとスピードは落ちるんです。
(妹尾):
ほう。一体、津波のスピードってどのくらいなんですか?
(魚住):
海の深さによって変わります。
たとえば、1000mの深さだと、時速350kmです。
(妹尾):
500系の新幹線が時速300kmですから、それより早いんですね。
(魚住):
そして、海の深さがもっと浅くなって100mになると、時速は100kmくらいになります。
そして深さが10m位まで、もっと浅くなると、時速は35kmにスピードダウンするんです。
(妹尾):
時速35kmだと車で逃げられますね。
(魚住):
そうですね。
ところで、津波の速さを地震の波=地震波のスピードと比べてみましょうか。
最初に来るP波、これはガタガタという縦ゆれですが、このP波は時速2万5000kmです。
(妹尾):
2万5000kmですか!ずいぶん早いですねえ。
(魚住):
2番目に来るS波、これはゆさゆさという横ゆれですね、このS波でも時速1万2000kmもあるんですよ。
(妹尾):
へえー!
1万2000kmっていうと、ジャンボジェット機の10倍以上のスピードですね。
(魚住):
そうですね。地震の波が伝わるほうがずっと早いわけですから、地震を感じて素早く避難すれば、車でなくても津波からは逃げられます。
避難の方法については来週以降、具体的にお伝えしますね。
以上、週間地震概況でした。
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