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週間地震概況 地震の基礎知識 概況過去記事 トップへ戻る
 もっと大きな地震が来るかもしれない」。震災で多くの人が余震を恐れました。
しかし、本震よりも大きな余震はありません。 地震の活動期に入った今、防災意識とともに必要以上に不安にかられないための知識も必要です。 1998年10月にスタートした週間地震概況では、1週間に起きた地震を解説し、地震や災害の基礎知識を妹尾和夫と魚住由紀の会話で親しみや すく伝えています。(監修:京都大学防災研究所 梅田康弘教授)。

カルデラ
2000年5月13日放送
(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。

今週は、近畿で起きた地震はありませんでした。
全国では18回、体に感じる地震がありました。

(妹尾):この頃の有珠山の噴火は小康状態ですね。

(魚住):長く続くと避難されている方は大変ですね。

(妹尾):テレビでは有珠山の噴火の様子を、洞爺湖の北側のカメラで見せてもらっていますが、あの洞爺湖は、火山噴火で出来た「カルデラ」だそうですね。

(魚住):ええ、そうです。今から10万年ほど前の大噴火で出来たカルデラだそうです。
カルデラって言うのはポルトガル語で「大きな鍋の形をした凹地(おうち、又はへこんだ土地)」を言うんだそうです。

(妹尾):ほう・・。火山は噴火すると、山がどんどん高くなると思っていたんですが、へこむ事もあるんですね・・。
へこんだ所に水がたまったのが洞爺湖ってわけですね。

(魚住):ええ、噴火によって地球の中の物質が外へ出てしまうわけですから、噴火が終わった後、出した分だけじわじわとへこむんだそうです。
こうして出来たカルデラは「陥没カルデラ」と言われています。

(妹尾):うん。なるほど。・・・洞爺湖の真ん中あたりにポツンと島がありますね。あれも火山ですか?

(魚住):ええ、そうです。洞爺湖のカルデラができた後、さらに数万年後に再び大きな噴火があって、カルデラの中に、つまり洞爺湖の中に新しい火山ができたのです。

(妹尾):それが中島(なかじま)なんですね。うーん。けっこう複雑なんですね。

(魚住):以上、週間地震概況でした。


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