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週間地震概況 地震の基礎知識 概況過去記事 トップへ戻る
 もっと大きな地震が来るかもしれない」。震災で多くの人が余震を恐れました。
しかし、本震よりも大きな余震はありません。 地震の活動期に入った今、防災意識とともに必要以上に不安にかられないための知識も必要です。 1998年10月にスタートした週間地震概況では、1週間に起きた地震を解説し、地震や災害の基礎知識を妹尾和夫と魚住由紀の会話で親しみや すく伝えています。(監修:京都大学防災研究所 梅田康弘教授)。

日本列島が大きくなる
2000年2月19日放送
(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。

 15日(火)午前7時40分頃京都府南部でマグニチュード3.0の地震があり、京北町などで震度1のゆれを観測しました。
 この地震は京北町の北部の丹波山地で起きた地震です。丹波山地も微小地震の活発な地域です。

 17日(木)午前8時28分頃和歌山県北部でマグニチュード3.4の地震があり、桃山町元などで震度2のゆれを観測しました。
 この地震は和歌山県北部で日常的に起きている地震です。

 全国では18回、体に感じる地震がありました。



(魚住):今日は日本列島が大きくなるというお話です。

(妹尾):ほう。景気のいい話ですね。

(魚住):太平洋プレートやフィリピン海プレートは、ユーラシアプレートの下に沈んで行きます。プレートは岩盤なんですけど、それが200km、300kmと深いところに潜り込んで行きますと、そこは温度が高いので岩盤が溶けてしまいます。

(妹尾):ほう。溶けてしまうんですか!

(魚住):溶けると膨張して軽くなりますので、今度はそれがどんどん上に上がってくるんです。

(妹尾):ヘエー。また上がって来るんですか!

(魚住):そうなんです。こうしてあがってきた物質が「マグマ」です。

(妹尾):なるほど。それが火山から噴き出すんですね。

(魚住):ええ、火山から噴き出す時もありますが、大半は噴き出さないで、地表近くで冷えて固まるのです。

(妹尾):ふーん。そうやって日本列島は根っこから成長して行くんですね。

(魚住):そうです。でも、これは何千万年という長ーい時間のお話です。それより先に、地球の温暖化が進みますと、南極や北極の氷が溶けますから、海の水が増えて陸地が海になってしまいます。

(妹尾):温暖化を防げば、日本の陸地面積が増えるんですね。

(魚住):以上、週間地震概況でした。


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