ネットワーク1.17

週間地震概況 地震の基礎知識 概況過去記事 トップへ戻る
 もっと大きな地震が来るかもしれない」。震災で多くの人が余震を恐れました。
しかし、本震よりも大きな余震はありません。 地震の活動期に入った今、防災意識とともに必要以上に不安にかられないための知識も必要です。 1998年10月にスタートした週間地震概況では、1週間に起きた地震を解説し、地震や災害の基礎知識を妹尾和夫と魚住由紀の会話で親しみや すく伝えています。(監修:京都大学防災研究所 梅田康弘教授)。

世界的な大地震
1999年10月2日放送
妹尾:週間地震概況です。
田中:先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。


1日(金)午後10時59分頃京都府南部でマグニチュード3.1の地震があり、京北町などで震度1のゆれを観測しました。
この地震は京都府の美山町の近くで起きました。ここでは年に2〜3回、マグニチュード3くらいの地震が起きています。

全国では12回、体に感じる地震がありました。(この中には、台湾の余震とメキシコの地震が1回ずつ含まれています)。



妹尾:トルコの地震につづいて台湾の地震、それと昨日もメキシコで大地震(おおじしん)がありましたね。

田中:はい。メキシコシティから南西に400km離れたオアハカ市の近くでマグニチュード7.5の地震が起きました。15人が亡くなったということです。

妹尾:このところ世界的に地震が多いんですが、地球規模で何か異変が起きてるんじゃないかと心配なんですが・・。どうなんでしょう。

田中:ええ、確かに被害を出すような地震は多いですけど、地震の数が特に多いわけではなさそうですよ。

妹尾:ほう。

田中:マグニチュード7以上の地震は、世界中で毎年10回くらい起きているそうです。今年マグニチュード7以上の地震は、今週までに6回起きています。ですから今年が特に大地震(おおじしん)が多いというわけではないんですね。

妹尾:フーン、地球規模の異変という心配はないのですね。

田中:京大防災研の梅田助教授にもお聞きしましたが、そういう心配はないそうです。ただ、今年の地震は人口の多い都市で起きているので、大きな被害につながるんです。今年の1月に起きたコロンビアの地震、9月のアテネの地震、それから、メキシコでは6月にも、きのうの震源地の北側で地震が起きて、いずれも犠牲者が出ています。

妹尾:被害地震が多いんですねえ。大地震の数は地球全体では普段と変わらないということですけど・・。被害の出る地震がこんなに多いと言うことは、怖いですね。日本も地震国ですから、気を引き締めて地震防災に備えないといけませんね。


週間地震概況でした。


このページのトップにもどる