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週間地震概況 地震の基礎知識 概況過去記事 トップへ戻る
 もっと大きな地震が来るかもしれない」。震災で多くの人が余震を恐れました。
しかし、本震よりも大きな余震はありません。 地震の活動期に入った今、防災意識とともに必要以上に不安にかられないための知識も必要です。 1998年10月にスタートした週間地震概況では、1週間に起きた地震を解説し、地震や災害の基礎知識を妹尾和夫と魚住由紀の会話で親しみや すく伝えています。(監修:京都大学防災研究所 梅田康弘教授)。

関西空港直下の地震、伊豆大島の地震
1999年8月7日放送
(妹尾):週間地震概況です。
(魚住):先週土曜日の午後からきょうの午前中までに起きた地震、気象庁のデータをもとにお伝えします。

 2日(月)午前4時58分頃 大阪府南部でマグニチュード4.3の地震があり、大阪府岸和田市などで震度3のゆれを観測しました。この地震は、関西空港のほぼ真下で起きました。今までほとんど地震の無かったところです。
 4日(水)午後6時42分頃 紀伊半島沖でマグニチュード3.6の地震があり、和歌山県の野上町(のかみちょう)などで震度1でした。この地震は、フィリピン海プレートが沈み込んでいる所で起きた、プレートの地震です。
 きょうも、午後になって三重県中部で地震があったんですが、これは来週くわしくお伝えします。
 全国では38回、体に感じる地震が起きています。


(妹尾):先週は37回でしたよね。最近地震が多いですね。日本列島は活動期に入ったんでしょうか?
(魚住):伊豆大島の近くで、先週末から今週のはじめにかけて群発地震が起きたので、体に感じる地震の回数が増えたんです。
(妹尾):全国的に増えたんじゃなくて、伊豆大島の近くの地震活動が主なんですね。
でも伊豆大島の方はご心配でしょうねえ。
(魚住):そうですね。でも、この群発地震は、火山性の群発地震で、あまり大きな地震は起きずに短い期間で収まるそうです。今回も8月1日(日)頃には収束したということです。
(妹尾):それからもう一つ気になるんですが、今週、関空直下の地震がありましたね。あれはどんな地震なんですか。
(魚住):これまでほとんど地震のなかったところで起きましたので、京大防災研の地震予知研究センターで調べていただきました。
まず、活断層で起きた地震ではありませんでした。それと余震もありませんでした。次に地震を引き起こした力も、周辺で起きている他の地震と同じで、特に変わったことはないという結果でした。
(妹尾):じゃあ、これから大きな地震が起きるような心配はひとまずないんですね。
(魚住):でもここが新たな地震の巣にならないか、今後少なくとも1か月は注意深く監視していくということでした。

 以上、週間地震概況でした。


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