オンライン:全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)事務局長 明城徹也さん
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能登半島地震では、発生から3か月間で集まったボランティアの人数が5万人と、熊本地震の半分に留まりました。このボランティア不足が、復興の遅れにつながったとみられています。
なぜボランティアが集まらなかったのでしょうか。まず、道路の寸断と渋滞で被災地に入ることが難しく、寝泊まりする場所もなかったことが指摘されています。また、「個別のボランティアは控えてほしい」という石川県の馳浩知事による自粛要請も、大きく影響していると専門家は言います。この発言で災害支援のNPOなども現地入りに二の足を踏み、専門的な知識を持つ人員が集まりませんでした。
自治体とボランティアとの間に入って調整する「災害中間支援組織」がうまく機能しなかったことも要因のひとつです。事前に行政との関係性をつくっておく必要性も指摘されています。
本来、ボランティアは自主性と自発性を持って行動するものです。その力を最大限活用するにはどうすればいいのか、「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)」の事務局 明城徹也さんに聞きます。
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
https://jvoad.jp/
有馬尚史さん監督作品「凪が灯るころ~奥能登、珠洲の記憶」上映
■京都
3月1日(土)午後1時~2時半
長岡京市立中央公民館3階 市民ホール
参加料 1000円
申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf6K1W2lFx_m_s_eNlGL_x2CSmvSeLoxUebKvPWylwwaCgusA/viewform
■奈良
3月2日(日)午後1時45分~4時50分
天理市民会館
前売り 1000円(申し込みは2月25日まで)
当日 1300円
問い合わせ先 天理大学国際学部 中祢勝美研究室
nakane@sta.tenri-u.ac.jp
(番組内容は予告なく変更する場合があります)