オンライン:管理栄養士/日本栄養大学 准教授 久保彰子さん
熊本地震の発生から2か月以上が経過しましたが、被災地ではいまだ1300人以上が避難生活を続けています。避難生活が長引くと、体力が落ちやすい高齢者の食事には、特に注意しなければなりません。
避難所では野菜やビタミン類がどうしても不足しがちなので、野菜のおかずを増やしたり、野菜ジュースを飲んだり、意識してとる必要があります。高齢者は普段からトイレに行く回数が多く、トイレを避けようと水分を控えてしまう人が多いのですが、脱水や便秘を防ぐため、水分は必ずとりましょう。
また、高齢者は唾液の分泌が少なく、噛む力や飲み込む力も強くありません。固いご飯にはお湯をかけたり、おかずはポリ袋に入れてお湯を足してもんだりして、食べやすくする工夫も必要です。
普段から、イワシやサバ、焼き鳥などタンパク質を摂取できる缶詰、即席の味噌汁などを備えておくと安心です。避難生活の食事で高齢者が気を付けるべきポイントについて、管理栄養士で日本栄養大学准教授の久保彰子さんに聞きます。
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